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[ 2024/11/25 03:54 | ]
【R18】シルカオ シルが抱くって譲らないやつ
うちよそ

おすって×おすら前提の同軸りばのおすら×おすって




「カオル、終わった?」

仕事がすれ違いあって、長い間会えなかったカオルとシルゲイだったが、ようやく揃って帰宅することができた。

「ああ。身軽に身軽にって思ってるけど、どうしてもそれなりにはなるな。」

長旅だったのと、モモディからの依頼の品を調達してきたのとで荷解きに時間がかかってしまった。
ようやく落ち着いたカオルは、でかくて邪魔だからおとなしくしとけ、と言われてソファーで小さくなって待っていたシルゲイの横に座る。
当たり前のように密着して座ったカオルは、ほとんど癖になった仕草で、頭の高さにあるシルゲイの肩に、ぐりぐりと頭を押しつけてそのままもたれた。
そのまま、カオルがゴロゴロとのどを鳴らす音がシルゲイの耳に届いて、シルゲイの口元がほころぶ。
カオルの耳を傷つけないように、角度を調整しながら、角を彼の丸い頭にぐりぐりと押しつけると、そのゴロゴロと鳴る声がよりはっきり聞こえた。

「今日は怪我、してない?」
「収集メインだったからな、かすり傷もない。」

よかった、言いながらカオルの腰をつかむと、ひょいと持ち上げて向き合う格好で膝の上に乗せた。
初めてそうされたときは、驚いて暴れたカオルも、最近は慣れてしまって素直にされるがままシルゲイの膝の上に収まり、彼の白い首に腕を回した。
久々に感じる肌と体温で満たされた安堵感。
シルゲイの大きい胸に抱かれるように顔を埋めて、瞼をおろす。
心臓の音にうつらうつらとしてきたころ、シルゲイの手がカオルの腰の辺りを軽くトントンとたたきながらなで始めた。
ぞわりと肌が泡立ち、体を満たしていた眠気が、そこからこみ上げてくる熱に追い出されていく。
顔を上げて、シルゲイの顎の鱗にキスをして、軽く齧る。
シルゲイの大きな手が、背筋をなで上げ、もう一度腰へ降りてくる。
そして尻尾の根本をやわやわと握りこんで、尾先に向かってなで上げた。
ぞくりと体が震え、仕返しに、彼の顔の横の大きな角を軽く齧る。

「なに、シたいの?」
「久しぶりだから。」

彼の方から誘ってくるのは珍しい。
乗っていた彼の足のを挟むように、外側に膝をついて立つと、普段と目線が逆転する。
頭を抱え込むように角の根本からカリカリ齧り、白いうなじの鱗の周りを指先でたどり首からうなじへ手をおろしていく。
と、
おもむろにシルゲイの手がむんずとカオルの尻をつかんだ。
カオルの尻尾がぴんと伸びる。
伸びた尻尾の付け根から、ズボン越し尻の割れ目を指がたどる。

「今日は、こっちがいい。」
「待て待て、せっかく無傷で帰ってきたのに、けがさせる気か?」
「いつも怪我はさせてない。」

大きい体しているくせに、唇をとがらせて見上げてくる。
その顔がかわいい、とおもったけれどもそこは引けない。

「明日納品に行かないといけないから、動けなくなるのは困るんだよ。」
「俺が持って行くから大丈夫。」
「シール、俺だって久しぶりだから、抱きたいんだけど…。」

ぷいっと効果音が聞こえそうな勢いで、大きなアウラはそっぽを向いた。

「シールーゲーイー。」

彼の黒い髪を宥めるように撫でる。
すると、シルゲイもカオルの腰を再び執拗になで始めた。
ズボンの上から撫でていた指が、隙間から入ってきて、少しだけ肌に触れてくすぐったい。余計に熱がくすぶって体がふるえた。
下半身に熱が灯り始めるのを感じる。当たっているからわかるだろうに、顔を逸らしたまま執拗に腰を撫でる手をやめない。
こうなったら頑固だ。

「シル、頼むよ、このままじゃお互いつらいだろ。」

懇願するように頭、額、角、と順番にキスを降らせる。最後に鼻先に唇を落とすと、そっぽを向いていたシルゲイが視線をカオルに戻した。

「わかった。最初に俺が抱くから、そのあと抱いて良いよ。」

そう言いながら、膝に乗せたカオルの背中に手を回し、体を強く打ち付けないようにそっとソファーに押し倒す。
体格とそもそもの腕力ではかなわないカオルはされるがままにソファーに縫い止められた。

「待て待て待て待て待て待て!」
「もう待ってる余裕、ないでしょ。」

カオルの足の股に自分の足をねじ込んで押し当て、すっかり堅くなった底を下からこねるように押し上げる。
大きな体の下で、しなやかな体が刺激に素直にふるえた。

「シルがさんざん煽ったからだろ?!」

睨みつける顔も、すっかり紅潮してしまっては形無しだ。

「カオルは抱かれる才能もあるから大丈夫。抱かれててもかっこいい。」
「お前は…、そういうこと言えばいいと思っ…っ!」

まだ牙をむくカオルの口を口でふさぐ。
カオルはキスをするのが好きだ。
甘えるように唇をはむのも、こうして欲情をぶつけ合うのも好きだと知っている。
ざらざらした舌が、抱かれるのはいやだという意思表示か、押し返そうとするのを絡め取り吸い上げて舌先を軽く噛む。少し抵抗が弱まったのを良いことに、舌を放して唇を舐め、やわやわ噛んで再び咥内に侵入すると、今度は抵抗なく受け入れられた。
カオルの体から力が抜けてしまうまで、舌を絡め、吸い上げ、あまがみしているうちに、夢中になりすぎて息が苦しくなった。

唇を離すと、すっかり熱に浮かされた顔で、浅く呼吸を繰り返すカオルが見上げている。
彼は、自分がこんな顔をしていることを、多分知らない。

「お、まえ、今日……しつこい……。」

なんだよ、と困ったように唇をゆがめたので、乱れてしまった深緑の髪をすいてやった。

「だってカオル、明日も動けたらモモディに素材わたしたあと、またすぐどこか行く気でしょ。」
「……そんなことは…。」
「ある、そういう顔してる。ちょっとくらいここにいてよ。」

シルゲイの声を拾うように細かく動く耳を歯を立てないように、唇だけで加えると、体の下で自分より一回りも二回りも小さい体が耳と一緒に震えた。

「日帰りのクエストしか受けないから……。」
「嘘、前もそういって1週間帰ってこなかったもん。」
「もんって……。」

アウラ族は角を合わせる。
角をこすり合わせて、相手の角とおのれの角が共鳴するのを音で、角越しに伝わる触感で感じて存在をいつくしむ。
だけどカオルには角がないから、シルゲイはその代りに、カオルの頭に、彼が痛くないようにそっと角を押し当てた。

「おねがい、カオル、今日は抱かれて。」

長い沈黙の後、カオルが深いため息をついてシルゲイの角を撫でた。

「今回だけだからな……。」

許しを得たシルゲイの手が、丁寧にカオルの上着のボタンを外した。
白くはだけた肌には無数の傷があり、誰より先に戦場に飛び込んで盾となる彼の生き様が刻まれている。
何度みても痛々しい体が、見る度に愛しさ増すのものになるから不思議だと思う。
首筋に手のひらをあてて、傷跡の凹凸を確かめるようにじっくり体をたどっていく。
じれったい刺激に、カオルが切なげに鼻から声を漏らした。
鍛えられた胸筋は柔らかく、たどり着いた手のひらで感触を楽しむには十分だ。
手のひらで胸のやわらかさを確かめながら、伝わってくる心音に彼の生を実感して胸が満たされる。そのまま乳首を手のひらで押しつぶすようになで上げると、カオルが体をよじった。
基本的に抱く側だと豪語する彼だが、絶対にこちらの才能もあると確信しせざるを得ない。どこもかしこも敏感だ。
手のひらを浮かせて、触れるか触れないかの距離で愛撫を続け、カオルの額と頬にキスを降らせた。

「シル、頼むから、じらすなって…!」
「カオルの体にもっと触りたいだけ。だめ?」
「………駄目って言わないってわかってて言ってるだろ。」

キスですっかり溶けていたからおからにじむように体も桜色に染まり始める。
肌が白いから、すぐに変化が見えやすい。
赤く染まる白い肌の中で、消えない傷跡だけが白い花のように際だった。
わき腹を両手で挟んでなで下ろしながら、立ち上がった乳首を咥えて吸うと、背中をしならせて嬌声をあげる。
少し前まで、こうしてここが気持ちのいい場所だと知らなかった男の反応だとは思えない。
愉快になって、吸い上げたそれを今度は舌でこねながら、わき腹をたどる手を下へ下へと下ろしていき、指に触れたズボンと下着を、まとめて引き下げた。
膝の辺りまで下ろして、一度体を離し見下ろす。
熱に浮かされた体が、突然人肌を離れて不安そうにシルゲイを見上げている。
絶対に彼が外では見せないその無様な様に、シルゲイの腹の底からぞくぞくと欲情がこみ上げてくる。

ぺろ、と舌なめずりしたシルゲイにカオルが手を伸ばしてきたと思ったら、シルゲイの服のボタンを外し始めた。

「シルばっかり着てんじゃねえよ…。」

カオルが下にいることと、あらがいがたい体格差で脱がせてしまうことは諦めたようだが、全部のボタンを外し終わると、開いた前側から服の下で腕を回し、シルゲイの体に抱きついた。

鎖骨辺りの鱗と肌の境目を何度か舐めて、最後は歯を立て始める。

カオルが下にいることと、あらがいがたい体格差で脱がせてしまうことは諦めたようだが、全部のボタンを外し終わると、開いた前側から服の下で腕を回し、シルゲイの体に抱きついた。

鎖骨辺りの鱗と肌の境目を何度か舐めて、最後は歯を立て始める。
肌とうろこの間に歯を差し込んで、はごうとすするようなしぐさで引っ掛けては離し、そこをいたわるように舐めるを繰り返している。
抱き着いてきたカオルの背中に手を回す。
一度押し倒した体を、再び起こして膝に乗せる。
そして最初に彼をあおった時のように、腰回りをやわやわとなで、少しずつ下へ手を下ろす。
あの時は愉快そうに揺れていた彼の柔らかい毛並みの尻尾が、今度はピンと伸びたままだ。
尻から足を撫でおろし、膝に残ったままだったズボンを脱がせてしまう。
ズボンをソファーの下に捨て、改めてカオルに向きなおすと、また頭から順番に、触れてない場所がないように、丁寧に唇をつけていく。
背中を撫でながら唇を落とし、頭、耳、額、頬、顎、唇、首筋、次に胸元にたどり着いて、強く吸い上げる。
赤くなった肌の中で、吸い上げた底がまた一段と赤みを帯びる。
カオルが止めないのをいいことにそれを繰り返していると、カオルの手が、二人の間で存在感を増していた己のペニスに伸びた。
自分で自分のそれを包むと、シルゲイと目を合わせないようにして、自慰を始めようとする。
その手の上に手を重ねて、止めた。

「カオル、だめ。」
「だって、苦しい。」

すがるようにシルゲイの胸に頭をこすりつける。

「じらすなって言っただろっ」

確かに見下ろした彼のそこは、もう強く反り立っていたそうにも見える。
それでも、シルゲイはカオルの手をそっと引き離した。

「おれがするから。」
「シル…‥‥。」
「ね、カオル、俺のこと好き?」
「好き。」

ようやくカオルの手がもう自分ではしないと意思表示するように、シルゲイの首に回った。

本当は後ろだけで行かせるつもりだったけれど、ねだるように腰を押し付けられて根負けしたシルゲイは、一度彼のペニスを握りこみ、根元から促すようにしごき上げた。
よほど限界だったのか、何度か擦り上げ先端の穴を緩めるようにこすってやると、腰を震わせながら達した。


カオルの額にキスをして、こうなってくると弱いと分かっている耳に唇を寄せる。
唇の熱が迫っただけで、彼の敏感な耳は細かく震えた。

「カオル、俺のポケット、届く?」
「どっち?」
「右。」

まだ荒い息を繰り返しながらも、いわれるままにシルゲイのポケットに伸ばした手が、潤滑剤を探り当てる。
ポケットに入る小さいサイズのボトルを見て、カオルは肩をすくめた。

「お前こんなことする奴だったっけ。」
「カオルに似たんじゃない?」

受け取った潤滑剤を掌に出して、尾の根元から尻の割れ目をたどり、彼の秘部に指をあてた。
反射的に力が入るカオルの背中を優しくなでてなだめる。
入口に潤滑剤を塗りこむと、

「入れるよ?」
「ん、」

カオルが小さくうなずく。

「噛んでいいから、自分の指とか、噛まないで。」
「ん……。」

今度はもう一度うなずいた後、ここをかむ、とでもいうように、口が当たっている肩をざりざりとなめた。
入り口にたっぷり塗り込めた潤滑剤のぬめりをかりて、ついにその中へ侵入した。
頻りに肩を舐めていたのが止まり、腹の力を抜こうとしているのか、ヒカルがゆっくりとほそく息を吐いている。
それに合わせて指を沈め込む。
初めての時は、指一本入れるのも苦労したが、これくらいなら強すぎる抵抗無く飲み込んでくれるようになった。
指が根本まで入ると、いたわるようなカオルの髪にキスをして、ゆっくり中を押し広げる。

「痛くない?」
「ん、シル……。大丈夫……。」

時折体をふるわせながら、おとなしくされるままになっている彼の中は、元々熱かったのにまた少しずつ熱が上がっていく。
溶けてしまうのではないかと心配するほどだ。
すっかり覚えてしまった彼の弱いところをねらって擦り始めると、それに耐えるようにシルゲイの肩を甘噛みし始めた。
指を増やして丁寧にほぐす。

「や、それ、だめ…、」
「ほんとうにだめ?」

一度手を止めて頬を重ねると、カオルは首を左右に振った。

「………頼むから聞くな…」

これは大丈夫の意だ。

「ちゃんといいって、言って。」
「………………そう言うとこだぞ。」

顔をあげてシルゲイを睨みつける目はすっかり潤んで涙がにじんでいた。目頭と目尻に口づけて、こぼれ落ちそうな涙をすくい上げる。

「早く入れろよ。」

口づけを受けていたカオルがシルゲイのズボンへ手を伸ばし、彼のペニスを露出させた。
それを手でくるみ込んで、

「やっぱだめだ、無理、入らねえだろ」

手の中でますます質量をましていきり立つシルゲイのそれからそっと目をそらす。

「でもカオルが早くって言った。」

シルゲイは、カオルの腰を抱いて持ち上げると、彼自信によって露出された欲望の凶器に、先ほどまで丁寧にほぐしていたそこを乗せる。
腰を退こうとするのを力で押さえて逃がさない。

「待て待て待て待て、無理、無理だって、入らねえだろ?!おかしいって!」
「無理じゃない、ちゃんといつもはいってる。」
「今までは今まで、今日は今日だっ!う……っ」

尻タブを左右に割って、反り立った熱を底へねじ込む。
先端が入ると、暴れていたカオルが突然おとなしくなって身を縮めた。

「カオル、力抜いて。」
「無理…ムリィ…」

逃げようとする腰を宥めるように撫でて、少しずつ体を埋めていく半分ほど入ったところで、カオルがシルゲイの肩を齧り始めた。
肌を裂くほどではない、とがった八重歯が縋るように触れては離れる。
頭を撫でてやると、甘えるように手のひらに頭をこすりつけてきた。
宥めるように頭と背中を撫でてやると、今度はカオルから、ゆっくり腰を沈めてくる。

「ん、…う…。まだ?」
「もう少し。」

一気にねじこんで怪我をしないように、腰を支えてやりながら、軽く揺すってやると、抗議するように肩を噛んできた。

「まだあんのかよ、腹一杯なんだけど!」
「カオル、煽らないで。」

ピンと立った尻尾が左右にぱたぱた揺れる。
その根本を捕まえて毛並みを逆立てるように撫でてやると、本人も尻尾もおとなしくなった。
尻尾の根本から腰の輪郭を手のひらで撫でて、もういちどしっかり腰をつかむと、もう少しを全部入れてしまう。
必死に声を飲み込んでいたカオルが、たまりかねて鳴いた。

「入った。大丈夫?」
「く…るし…」

うまく呼吸できないようで、何度も胸を上下させているカオルの背中を撫でる。
種族の差でどうしても彼の体に負担が大きいことは重々承知しているが、それでも受け入れられることにたまらない幸福感を味わいながら、彼の呼吸が落ち着くのを待った。
背中を撫で、次に腹を撫でる。
自分が杭を打った場所が、腹の上からもわかるくらいくっきりとそこが浮き出ている。
押しつけて苦しくないように、それでもそこに入っていることを外から確かめるのがうれしくて、くすぐるように撫でていると、カオルが角を強くかじった。
角の中に響く乾いた音が耳に届いて肌が泡立つ。

「カオルも、さわって。」

首に回された手を片方、カオルの腹に導いて、シルゲイのペニスがカオルの腹の中で主張している場所を撫でさせる。

「わかる?」
「えっぐ……。」

繋がっている入り口の周囲を指でなぞると、限界まで粘膜が広がっているのがわかった。

「寝てるのとどっちが楽?まだ苦しい?」
「こんな状態で苦しくなくなると思うか?」
「ごめん……」

ミコッテのように耳があれば、それがしゅんと垂れてしまいそうな顔でわびる。
カオルはその頭を抱き込んで、彼の黒髪にキスをした。

「どっちがって言われたら、横になった方が楽だけど、このままで、いい。」

発する言葉の一つずつが、腹に入ったものを通じて響いてくる。

「動いていい?」
「いい……っ、あんま、しゃべらせんな、苦しい…っ。」

許しを得たシルゲイは、カオルの、入れる前より広がったように感じる腰を支えるようにして、律動を始めた。
入れてから時間がたったからか、中はいっそう熱く、シルゲイをしめあげる。

「あ、…んぁっ、シル……シルっ…!」

カオルがシルゲイの背中に回した手が、縋るように爪を立てる。それが食い込んでヒリヒリした。きっと今、切れた。
カオルの足がびくびくとふるえ、背中に食い込む指がいっそう強くなる。

「い、あぁっ…い……や、まっ…っ、んんっ…」

刺激を逃すように一度背中がそって、シルゲイにしがみついてきたカオルは、ガブ、と彼の肩を強くかんだ。
そうしていても鼻先から、甘い声がこぼれ続ける。

「ヤバ、ま、シル、ちょ、ほんと、まっ、あぁっ
!」

射精をしないままカオルが背中を反らせて激しくふるえた。
熱く熟れた粘膜が、さらに奥に引き込むように収縮し、シルゲイを煽る。
カオルのここをならしていたときに覚えて依頼、彼はよくこうして一度飛ぶ。
絡みつく足に許しを得たと信じて、そのまま腰を降り続けていると、カオルの体が何度も何度もはねた。

「やだ……シル、やば、まっ、、もう、イってる…!イってるって…!」

泣きそうな声で訴えてくるが、腰を振るのをやめられない。

「あっ、ひっ、あっ、あああっ、ん、やぁっ!あっっ!」

ひときわ高い声を上げて背をそらしたと思ったら、カオルの体の力がくたりとぬけた。

「カオル?カオル、大丈夫?」

背中をたたくと、返事がないまま体が小さくふるえた。
体を少し離して顔をのぞき込むと、目を閉じて完全に落ちてしまっている。
カオル、カオルと名前を呼んで頬をたたく。
何度かそうしてるうちに、瞼をふるわせて目を開けた。

「シル、の、ばっかやろ…っ」
「カオル!」
「イってるって、言ってんのに、ばかっ、死ぬかとっあっ!は?!まっ!!」

カオルが無事だったことに安堵して、また容赦なく腰を振る。
何かまだ抗議したそうだが、あとでどれだけでもしかられようと思った。


翌朝、シルゲイのやりたいようにやられたカオルは、立ち上がるどころかベッドの中で起きあがるのも億劫で、布団から顔だけ出して恨めしそうにシルゲイをみた。

「いくらなんでも、ここまでやると思わねえだろ…」
「カオルが好きだから止まらなかった。」

まだ熱の余韻があるのか、シルゲイがわびるように頭を撫でても、ぶるぶると小さく体をふるわせる。
最後はもう、イきたくないと泣いて首を振っていたのを無視して抱きつぶしてしまった。
久しぶりだったから、止められなかった。

「納品、絶対行けよ、絶対だからな。」
「うん、行く。なにか食べたいものがあったら買ってくるよ。」

身支度を整えて出かけられる状態になったシルゲイが、カオルが横になるベッドの脇にすわる。
カオルはしばらく考えたあと、シルゲイの服を握った。

「何もいらねえから、早くかえってこいよ。引き留めといて、一人にすんな。」

あまり表情の変わらないシルゲイの顔に優しい笑顔が広がる。
頭を下げて、カオルについばむようなキスをして、布団をかけ直した。

おわれ!!!!!
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[ 2021/06/13 02:22 | Comments(0) | カオシル ]

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