辻さんの新婚ネタであらぶった結果がこれだよ!
職場で書いたからがっつりエロはかけてない。
久々のSS。
多分現パロ。政三が結婚してる。
職場で書いたからがっつりエロはかけてない。
久々のSS。
多分現パロ。政三が結婚してる。
「…hey、三成、ちょっと待て、ちょっと落ち着け」
「なにをだ」
政宗は風呂から帰ってくるなり先に横になっていた自分の上にまたがってきた三成に、嫌な予感を感じながら手を振った。
【YESNo枕にご用心】
「安心しろ、悪いようにはしない」
「は…?みつな…っ」
続く言葉は重なった唇に飲み込まれた。仄かな石鹸の香りが、二人のどちらからともなく立ち上って鼻腔をくすぐる。
重なった唇ははじめから熱い。いつもは政宗のものよりも冷たい唇だが、流石に風呂上がりではそうでもないらしい。
三成の手が、枕に広がった政宗の髪を顔に寄せるように掬って、掬った髪を溢しながら頬を撫でた。
夜の空気にいささか冷えていた頬に、湯で暖まった指が心地よい。
政宗は三成が舌で促すままに唇を開け、入ってきた舌を絡めとった。
彼からのキスなんて珍しい。逃げない舌先に興奮を覚えながら、それでもぬぐえない嫌な予感に耳を澄ませる。
三成の指が、政宗の耳朶に触れて、擽ったさに身をよじった。
唇が離れて、二人分の熱い呼吸を絡めとるように、唾液が糸になって伸びた。
政宗が三成の頭を撫でようとすると、そのタイミングで今度は頬に、唇が降る。
この順序に軽い既視感。なんだろうかと頭を巡らせ、めまいがした。
三成の愛撫は、政宗が三成にするのと同じ手順だった。
抱かれながらそこまで覚えていたのか、再現できるほど。
それなら次は、と思ったとおり、三成は柔らかい喉元に軽く歯を立てるように首筋をたどり始めた。
予感、的中。
三成が懐にかけようとした手をつかんで引き寄せる
弾みで彼は体勢を崩し、政宗の肩辺りに顔を埋めるように倒れた。
「なあ三成、まさかとは思うが、俺を…」
「なんだ、抱いて欲しいのではなかったのか」
ほれみろ。
何を勘違いしたのかこの男、政宗を抱くつもりであっただけではなく、政宗が抱いて欲しいと思っていると思い込んでいたようだ。
「三成、俺は抱かれるより抱く方が好きだ」
三成の頭を、今度こそ撫でて、体を曲げ、銀の髪に口付けを落とす。
三成が政宗を見返して、すでにいくらか上気していた頬が林檎のように赤く染まる。
そまった頬が甘く緩んで、
「そうか、私もその方が楽だ。」
先ほどの押しが続いているのか、白い腕が伸びて政宗の首に絡まる。
そのまま身を返し、上と下を入れ替わって、またキスからやり直した。
事が終わってから
「何でいきなり俺が抱かれたいと思っていると思ったんだ?」
三成は政宗の腕の中、不自由な手のかわりに顎で、ピンクとブルー二対のイエスノー枕を示した。
結婚祝いにと政宗の部下が持ってきたものだが、三成は使い方をいまいち知らなかったようで
「小十郎が、その枕を相手がYESにしているときは、抱いて欲しいの合図だから気を付けておけと言ったんだ。」
「……ok、あとで正しい使い方を教えてやるよ」
軽い頭痛を覚えた政宗でした。ちゃんちゃん。
「なにをだ」
政宗は風呂から帰ってくるなり先に横になっていた自分の上にまたがってきた三成に、嫌な予感を感じながら手を振った。
【YESNo枕にご用心】
「安心しろ、悪いようにはしない」
「は…?みつな…っ」
続く言葉は重なった唇に飲み込まれた。仄かな石鹸の香りが、二人のどちらからともなく立ち上って鼻腔をくすぐる。
重なった唇ははじめから熱い。いつもは政宗のものよりも冷たい唇だが、流石に風呂上がりではそうでもないらしい。
三成の手が、枕に広がった政宗の髪を顔に寄せるように掬って、掬った髪を溢しながら頬を撫でた。
夜の空気にいささか冷えていた頬に、湯で暖まった指が心地よい。
政宗は三成が舌で促すままに唇を開け、入ってきた舌を絡めとった。
彼からのキスなんて珍しい。逃げない舌先に興奮を覚えながら、それでもぬぐえない嫌な予感に耳を澄ませる。
三成の指が、政宗の耳朶に触れて、擽ったさに身をよじった。
唇が離れて、二人分の熱い呼吸を絡めとるように、唾液が糸になって伸びた。
政宗が三成の頭を撫でようとすると、そのタイミングで今度は頬に、唇が降る。
この順序に軽い既視感。なんだろうかと頭を巡らせ、めまいがした。
三成の愛撫は、政宗が三成にするのと同じ手順だった。
抱かれながらそこまで覚えていたのか、再現できるほど。
それなら次は、と思ったとおり、三成は柔らかい喉元に軽く歯を立てるように首筋をたどり始めた。
予感、的中。
三成が懐にかけようとした手をつかんで引き寄せる
弾みで彼は体勢を崩し、政宗の肩辺りに顔を埋めるように倒れた。
「なあ三成、まさかとは思うが、俺を…」
「なんだ、抱いて欲しいのではなかったのか」
ほれみろ。
何を勘違いしたのかこの男、政宗を抱くつもりであっただけではなく、政宗が抱いて欲しいと思っていると思い込んでいたようだ。
「三成、俺は抱かれるより抱く方が好きだ」
三成の頭を、今度こそ撫でて、体を曲げ、銀の髪に口付けを落とす。
三成が政宗を見返して、すでにいくらか上気していた頬が林檎のように赤く染まる。
そまった頬が甘く緩んで、
「そうか、私もその方が楽だ。」
先ほどの押しが続いているのか、白い腕が伸びて政宗の首に絡まる。
そのまま身を返し、上と下を入れ替わって、またキスからやり直した。
事が終わってから
「何でいきなり俺が抱かれたいと思っていると思ったんだ?」
三成は政宗の腕の中、不自由な手のかわりに顎で、ピンクとブルー二対のイエスノー枕を示した。
結婚祝いにと政宗の部下が持ってきたものだが、三成は使い方をいまいち知らなかったようで
「小十郎が、その枕を相手がYESにしているときは、抱いて欲しいの合図だから気を付けておけと言ったんだ。」
「……ok、あとで正しい使い方を教えてやるよ」
軽い頭痛を覚えた政宗でした。ちゃんちゃん。
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